ユビレジはiPadアプリとWebサイトが連携して動作するシステムですが、重要な設定項目はiPadから設定できるようになっています。このページでは、ユビレジを使うために最低限必要な、
- iPadアプリへのログイン
- 販売する商品の登録
- 会計の入力
を実際にやってみます。
ユビレジの設定動画
ユビレジの初期設定に関する動画となります。ユビレジをお使いいただく前に1度ご覧いただくことをお勧めいたします。
iPadアプリにログインする
それでは、iPadにインストールしたユビレジアプリを起動しましょう。起動すると、ログインを求める画面が表示されます。
ここに、先ほど登録したユビレジアカウントのログイン名とパスワードを入力してください。

ログインボタンをタップするとダッシュボード
が表示されます。
パスワードが間違っている場合や、インターネットに接続できない場合にはログインができません。もう一度入力を試したり、iPadの設定などを確認してください。

ダッシュボードはユビレジを起動したときに最初に表示される画面で、入力中の会計の一覧が表示されます。まずは、画面の左下のアイコンをタップしてみましょう。

すると画面が切り替わります。

この画面は、本当は販売する商品を入力する画面なのですが、今はまだ商品が登録されていないので空っぽの状態です。商品の登録はWebサイトでもiPadアプリでも、どちらでもできます。今回はiPadアプリで商品を登録します。いったん画面左上の×ボタンをタップしてダッシュボードに戻りましょう。
販売する商品を登録する
ユビレジでは、どの商品が売れたのかを一つ一つ記録することができます。そのためには、お店で販売している商品を、あらかじめユビレジに登録しなくてはいけません。
ダッシュボード左端のレジ設定ボタンをタップして、商品
を選択し設定画面を表示します。

例として、カテゴリにドリンク
を作成し、その中にオレンジジュース
を登録してみます。
商品
モードになっていることを確認し、カテゴリ追加
をタップします。名前
にドリンク
と入力し、保存
をタップします。

カテゴリにドリンク
が追加されました。次に商品追加
をタップします。表示された画面に次のように入力し、保存
をタップします。

商品の各項目は、次のような意味です。
SKU | 商品を識別するIDを設定します。基本的には自動で入力されますが、他の商品と重複しないようにする必要があります。 |
---|---|
項目名 | 商品やサービスの名前を入力してください。 |
バリエーション | 同じ名前の商品で別商品(色やサイズなど)として管理するための項目です。バリエーションを使わない場合、空欄で大丈夫です。 |
バーコード | 商品を識別するためのバーコードを入力します。バーコードリーダーを使わない場合、空欄で大丈夫です。 |
カテゴリ | 入力しておいたカテゴリから選択します。 |
項目の種類 | 通常の商品は、税込 または税別 を設定してください。割引などは割増 を使います。値引する場合は値引 を設定します。売上に計上しない項目は売上外 とします。 |
税 | 税率を設定します。国内の場合は、通常10%となります。 |
これで、ドリンク
カテゴリの中にオレンジジュース
が登録されました。

オレンジジュースの他に、いくつか商品を登録してみましょう。ここでは、次のように入力されているものとして先に進みます。
SKU | 商品名 | カテゴリ | 種類 | 価格 | 税 |
---|---|---|---|---|---|
Drink0001 | オレンジジュース | ドリンク | 税込 | ¥450 | 10% |
Drink0002 | コーラ | ドリンク | 税別 | ¥500 | 10% |
Etc0001 | 10%引き | その他 | 割増 | -10% | |
Etc0002 | 商品券 | その他 | 売上外 | ¥0 |
関連項目
お会計を入力する
左下にある伝票アイコンをタップして、新しく会計の入力を始めます。

販売する商品を入力する画面が表示されました。前回と違い、画面に商品が入力されています。

画面の左側には、この会計のデータが表示されています。レジ担当者や金額、入力を開始した時刻に加えて、販売する商品が表示されます。その右側には登録した商品が表示されます。
商品をタップすると、会計に販売するものとして登録されます。

入力された商品をタップすると、金額の変更や個数を設定する画面が表示されます。

金額の変更は、
- 「時価」や「オープン価格」などの金額をその場で決定して入力する場合
- その場で端数を払うなどの値引きを行う場合
- 事前に全ての商品を登録するのではなく代表的なものだけ入力しておく場合
などに活用してください。個数の変更は、大量の商品を一度に販売する場合などに活用してください。
販売する商品を全て入力したら、右上の会計
ボタンをタップして、お会計に進みます。

この画面では、支払い方法を選んで金額を入力します。ここでは「現金を2000円受け取った」として進めます。現金
の項目をタップしましょう。

次に金額を入力します。2000
と入力して、次に進みます。

会計完了
をタップし、会計を終了します。

会計の入力が完了して、ダッシュボードが表示されます。
入力した会計の情報を表示
ダッシュボードで右上に表示されている終了した会計
ボタンをタップすると、当日入力した会計データの一覧が表示されます。

一覧から会計を選んでタップすると、詳細が表示されます。

販売した商品や支払い方法などが記録されているのがわかります。
会計の取り消し
会計の詳細を表示した画面を一番下にスクロールすると、取り消しボタンが表示されます。

取り消しボタンをタップすると、会計を取り消すことができます。
取り消し前には一度確認画面が表示されます。
取り消された会計は、取り消し線が表示されます。

取り消された会計は、売り上げの計算などから除外されます。
会計のやりなおし
会計の詳細を表示した画面を一番下にスクロールすると、やり直しボタンが表示されます。

やり直しボタンをタップすると、会計をやり直すことが出来ます。
やり直し前には一度確認画面が表示されます。
やり直しをすると、支払い方法の選択画面に戻ります。

やり直した会計は、取り消し線が表示されます。

取り消し線が表示された会計は、売り上げの計算などから除外されます。