概要
売上集計の表示方法は、設定により計算方法が変わります。
税込商品と税別商品が混在している場合でも、税込
または税抜
に揃えて売上集計できます。
会計単位の税計算の場合、一つの商品に対して税額の情報を持っていません。
・会計単位の計算方法について
売上集計の表示方法の設定
Web管理画面 にログイン頂き、
画面右上の人マーク→「設定」→アカウント画面上の分析・集計の設定
→売上集計の表示方法
より設定できます。
税込商品と税別商品が混在する場合、売上金額の集計結果が税込/税抜で異なるように見える場合があります。
集計時に税計算を行っているため、どちらも近似値
となります。
集計画面表示時の税計算(商品設定と表示設定で税込/税抜が異なる場合)
集計画面の表示方法が「税込」
「売上集計の表示方法」を税込
で選択されている場合は、計算対象の金額は全て税込金額になるように計算して表示します。
計算対象の商品が「税別」で登録されている場合は、(税別価格 × 個数) × (1 + 税率)
の計算を行い、税込相当の金額を算出して計算します。
【例】
税率:10%でマグカップ 1,000円(税別)の商品が、2個購入された場合<計算式>
((税別価格 × 個数) × (1 + 税率) = 売上総額
を使って計算((¥1000 × 2) × (1 + 10 / 100)) = ¥2200
マグカップの売上金額(税込)は¥2,200になります。
集計画面の表示方法が「税抜」
「売上集計の表示方法」を税抜
で選択されている場合は、計算対象の金額は全て税抜金額になるように計算して表示します。
計算対象の商品が「税込」で登録されている場合は、(税込価格 × 個数) ÷ (1 + 税率)
の計算を行い、税抜相当の金額を算出して計上します。
【例】
税率:10% でワイン 2200円(税込)の商品が、3個購入された場合<計算式>
(税別価格 × 個数) ÷ (1 + 税率) = 売上総額
を使って計算((¥2200 × 3) ÷ (1 + 10 / 100)) = ¥6,000
ワインの売上金額(税抜)は¥6,000になります。
集計画面表示時の税計算(商品設定の税込/税抜が混在している場合)
炒飯 500円(税別商品)が店内(税率:10%)で3個、お持ち帰り(税率:8%)で 2個と、
唐揚げ 200円(税込商品)が店内(税率:10%)で4個、お持ち帰り(税率:8%)で6個が購入された場合の計算例です。
集計画面の表示方法が「税込」
【炒飯 500円(税別商品)の計算】
税別商品の税込での売上の計算は、((税別価格 × 個数) × (1 + 税率) = 売上総額
を使って計算するので、
炒飯:3個 店内(税率 10%)の売上総額は、((¥500 × 3) × (1 + 10 / 100)) = ¥1,650
炒飯:2個 お持ち帰り(税率 8%)の売上総額は、((¥500 × 2) × (1 + 8 / 100)) = ¥1,080
炒飯の総額は、¥1,650+ ¥1,080 = ¥2,730 (①)
となります。【唐揚げ 200円(税込商品)の計算】
税込商品の税込での売上の計算は、価格 × 個数
なので¥200 × 10= ¥2,000 (②)
となります。
※売上金額(税抜)で表示する場合となります。
集計画面の表示方法が「税抜」
【炒飯 500円(税別商品)の計算】
税別商品の税抜での売上の計算は、価格 × 個数
なので、¥500 × 5 = ¥2,500(①)
となります。【唐揚げ 200円(税込商品)の計算】
税込商品の税抜での売上の計算は、(税別価格 × 個数) ÷ (1 + 税率) = 売上総額
を使って計算するので、
唐揚げ 4個 店内(税率 10%)の売上総額は、((¥200 × 4) ÷ (1 + 10 / 100)) = ¥727.272727272727273 ≒ ¥728
(※上記の例では、税の端数処理を「切り上げ」で説明しております。
金額・税額の端数設定(切り捨て・切り上げ等)については、こちらをご参照ください。)唐揚げ 6個 お持ち帰り(税率 8%)の売上総額は、
((¥200 × 6) ÷ (1 + 8 / 100)) = ¥1,111
唐揚げの総額は、¥728 + ¥1,111 = ¥1,839(②)
となります。